芥川龍之介と一宮

芥川龍之介は大正3年(1914)と大正5年(1916)8月17日〜9月2日の2回、一宮に滞在しています。一宮藩主加納家の近侍の子孫であり、一高時代の同級生でもある堀内利器に誘われた龍之介は町家に滞在して、毎日のように海水浴に行ったといいます。
最初の時は、吉田弥生との恋愛で悩んでいた龍之介を見かねて堀内が誘ったともいわれています。
大正5年、「羅生門」や「鼻」などによって文壇に華々しくデビューした龍之介は、新たな気持ちで久米正雄と一宮海岸近くのホテル一宮館の離れに滞在し、後に妻となる塚本文に宛てて、長い求婚の手紙を書いています。一宮の思い出は「微笑」「海のほとり」「玄鶴山房」「蜃気楼」などの作品に登場します。



芥川荘

 

 

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玉前神社東浪見寺芥川龍之介と一宮洞庭湖大欠堰