東浪見(とらみ)寺と軍荼利山(ぐんだりさん)

東浪見寺の本尊は「軍荼利(ぐんだり)明王像=次ページに詳細=」で、大同年間(806〜9)の開基と伝えられています。本尊は秘仏ですが毎年1月28日に行われる祭礼にご開帳があり公開されています。地引き網漁が盛んだった江戸時代には万祝を着た漁師たちが参拝し、文人、歌人なども訪れたといいます。
軍荼利山の標高は約80mで、多種のシダ植物とスダジイを中心とする常緑広葉樹の自然林は貴重な植物の群落地として昭和32年(1957)に県指定天然記念物に指定されています。


大正初期の祭礼は、金棒引きを先頭に着飾った稚児たちや村方有志による踊子が長い行列を作って石段を登るという、絵巻物を見るようであったといわれています。江戸時代には、大原幽学や文人歌人が多く訪れたようです。
今でも新年を迎えて最初のまつりとして、露店などが出て賑わいを見せています。

 

 

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玉前神社東浪見寺芥川龍之介と一宮洞庭湖大欠堰